コバトンとハッピーに生きていくためのレシピ

今日もハッピー、楽しく過ごしましょう!

「上書きされる思い出」

 

上書きされる思い出

2025年、あけましておめでとうございます。

旧年中は拙ブログを読んでいただき、ありがとうございました、

以前は、思い出もたくさんあったので、一日に記事をひとつは書くことができました。ところが、だんだんと思い出が.......。

 

思い出とは、ふとした瞬間に蘇るものなんですね。街中の風景や音楽、または誰かとの会話が、その記憶を呼び起こすきっかけになることも。私にとって、コバトンとの思い出もそんなふうに、時折心に浮かんできます。彼女の笑顔、笑い声、鼻歌。アヒル口や透き通ったくりくりした眼。前髪が命。

 

そういえば、コバトンは高校時代、軽音楽部でドラムを叩いていたと聞いたことがあります。力強くスティックを振る彼女の姿を見たことはありませんが、きっと彼女自身の生き方を象徴しているように力強いかもしれません。その延長線での出来事ですが、彼女は家を飛び出し、バンド仲間と暮らしたと言ってました。その少し型破りな青春を、彼女らしく笑って語ってくれたことを今でも覚えています。

 

でも、そんな彼女にも心が揺れやすい一面がありました。久しぶりにドラムを叩いて気分をリフレッシュしたいと言っていたのに、体調を崩して結局行けなかった4月頃の話を思い出すと、少し切なくなります。軽音楽をする人は心が繊細だと聞いたことがありますが、確かに彼女も強さだけでなく、どこか脆い部分を持っていたのかもしれません。

 

今では、彼女との思い出も少しずつ薄れているように感じます。忘れてしまったこともありますし、逆に突然思い出すこともあります。それでも、彼女との時間は確かに私の中に残っていて、何かの拍子にその断片が顔をのぞかせるのです。

 

私は、「過去は消せないが、上書きすることはできる」と考えています。コバトンとの思い出も、そしてその後の私の歩みも、すべて今の私を作る大切な要素だと思っています。最近はジム通いを始めて健康管理を意識したり、愛犬との時間を楽しんだりしています。そして、新たな出会いもありました。そこでは、昔とはまた違う形での喜びを感じています。

 

「好きとは、同じ感動を同じ場所で2人で感じたい気持ちだ」と考えるようになりました。そんな思いを胸に、過去を懐かしむだけでなく、未来に向けて新しい思い出を積み重ねていきたいと思っています。

 

忘れてしまった記憶も、これから作られる記憶も、どちらも私にとって大切です。過去を否定するのではなく、今を見つめることで、これから先もっと素敵な感動に出会えるのだと信じています。

 

###